日本放射線影響学会 / THE JAPANESE RADIATION RESEARCH SOCIETY

日本保健物理学会第53回研究発表会のご案内

  • 2020年06月17日

会員の皆様

日本保健物理学会第53回研究発表会
大会長 山西弘城

第53回日本保健物理学会研究発表会 WEB大会につきまして、再度ご案内致します。

会期:令和2年6月29日(月)~6月30日(火)シンポジウムライブ講演・討論
   令和2年6月29日(月)~7月31日(金)一般発表(発表資料閲覧期間)

参加費:学会員・非学会員 7,000円(学生は2,000円)
支払期日:6月22日
※参加申込及び参加費の支払期限がともに来週月曜の6/22となっております。
お早目に手続きをお願い致します。

(WEB大会の開催方法)
参加申し込み http://www.iips.co.jp/cgi-bin/mpmailec/form.cgi
(すでにお申込み済みの方及び発表者は登録不要です)

【発表形式】
1.ライブ講演・討論
下記の企画について、Zoom Webinarによるライブ講演及び討論を行います。
参加者の皆さんは各シンポジウムにおいて、Zoom WebinarのQ&A機能を用いたテキスト送信により質問、意見す
ることが出来ます(討論時間等の関係ですべてにお答え出来ない場合もあります)。

2.一般演題(研究発表会HPに演題を掲載しております)
一般演題の発表は、記録データをWEB上に掲載する方式とし、ライブ配信は行いません。
参加者はWEB上の発表資料を自由に閲覧出来ますが、発表資料ファイルのダウンロードは不可と致します。
学会としてはビデオ撮影や画面のキャプチャも禁止します。
討論は、各セッション毎に設けたWEB掲示板上で行うことが出来ます(期間:6/29~30)。

ーライブ講演・討論プログラムー
【6月29日】
企画シンポジウム
放射線防護の喫緊課題への提案 ~職業被ばくの個人線量管理と緊急時対応人材の確保~

13:00~14:10
第1部 職業被ばくの個人線量管理 ~流動性の高い現場の問題~
座長:百瀬琢麿(JAEA)
ラポータ:神田玲子(QST)
・吉澤道夫(JAEA)職業被ばくの個人線量管理方法の検討状況
・渡部浩司(東北大)大学ネットワーク構築
 指定発言者:寺東宏明(岡山大)大学の実状と課題
 指定発言者:欅田尚樹(産業医大)医療現場の問題(1)
 指定発言者:渡辺浩(群馬パース大)医療現場の問題(2)
・総合討論

14:10~15:00
第2部 緊急時対応人材の確保 ~ネットワーク構築の条件~
座長:吉澤道夫(JAEA)
ラポータ:高田千恵(JAEA)
・百瀬琢麿 緊急時放射線防護ネットワーク構築の検討状況
 指定発言者:松田尚樹(長崎大)環境モニタリング分野からの提案
 指定発言者:込山有人(東電)放射線管理分野からの提案
 指定発言者:床次眞司(弘前大)個人被ばく線量評価分野からの提案
・総合討論

15:30~18:15
理事会企画シンポジウム
トリチウム問題をいかに解決するべきか? ~国際的視点および社会的視点から見た放射線防護~
International symposium: How do we find the solution to radiological protection of tritium water?

第1部 講演 座長 甲斐倫明(大分看科大)
第2部 パネリストによるライブ討論
ファシリテータ:吉田浩子(東北大)
ラポータ:川口勇生(QST)
演者・パネリスト:
1: Ik Jae Chung(Korea)
2: Shu-Jun Chang(Taiwan)
3: 山口一郎(保健医療科学院)
4: 小松理虔(作家・ローカルアクティビスト・いわき市)
5: 菊地基文(漁師・相馬市)
指定発言者:安東量子(「福島のエートスETHOS IN FUKUSHIMA」主宰者・いわき市)

【6月30日】
9:00~10:30
企画セッション
放射線リスク・防護研究基盤PLANETの取り組みと展望
座長:佐々木道也(電中研)
共同司会進行:山田裕(QST・福島)、飯塚大輔(QST・放影)
・山田裕(QST・福島)PLANET 設立の背景と取り組み
・今岡達彦(QST・放影)WG 活動の概略
・岩崎利泰(電中研)AOP と放射線防護への展開
・自由討論 -今後の低線量・低線量率研究の課題と戦略-
指定発言者:保田浩志(広島大)

11:00~12:00
パネルセッション
福島第一原子力発電所事故後のPublic Understanding(科学の公衆理解)の取り組みに関する専門研究会活動成
果報告
及び関連分野からの専門家を交えた議論
座長:PU 専門研究会主査 吉田浩子(東北大)
ラポータ:幹事 黒田佑次郎(福島医大)
概要説明 主査 吉田浩子
成果報告 SG1:河野恭彦(JAEA)
     SG2:内藤航(産総研)
     SG3:迫田晃弘(JAEA)
指定発言 五十嵐泰正(筑波大)、栗原千絵子(QST)
総合討論 ラポータのまとめ 黒田佑次郎(福島医大)
終了挨拶 主査 吉田浩子

13:00~14:30
企画シンポジウム
眼の水晶体の線量モニタリング及び放射線防護の動向
座長:伊藤照生(国際医療福祉大)
・横山須美(藤田医科大)眼の水晶体の線量モニタリングのガイドライン
・大野和子(京都医療科学大)医療スタッフの放射線安全に係るガイドライン ~水晶体の被ばく管理を中心に~
・夏目良典(東京電力ホールディングス)原子力発電事業における線量管理に関する課題
・松本一馬(兵庫医科大病院)医療分野における放射線防護・線量管理に関する課題
・関口寛(長瀬ランダウア)線量測定の現状と課題
・総合討論

15:00~16:30
国際対応委員会企画セッション
放射線防護に係る最近の国際動向から
座長:国際対応委員会委員長 佐々木道也(電中研)
・浜田信行(電中研)ICRP TG102 の活動
・土田昭司(関西大)ICRP TG114 の活動
・床次眞司(弘前大)ラドンの線量換算係数


問い合わせ先:
日本保健物理学会第53回研究発表会 事務局
jhps53@jhps.or.jp