日本放射線影響学会 / THE JAPANESE RADIATION RESEARCH SOCIETY

第3回 「原発事故被災地域における放射線量マッピングシステムの研究会」開催

  • 2015年10月26日

第3回 「原発事故被災地域における放射線量マッピングシステムの 技術開発・運用とデータ解析に関する研究会」 開催のご案内

福島第1原子力発電所の事故以降、原子炉から飛散した放射性物質による地理的な汚染状況を詳細に把握するため、 様々な放射線量マッピングシステム が開発され、実際に運用されてきました。
事故からまもなく5年を迎えようとしている今、これらのシステムに関しては新たな技術的展開が生まれてお り、 単なる放射線量の2次元的なプロッティングにとどまらず、時間経過に伴う変化やスペクトル解析、空間分布の推定、 測定可能線量率範囲の拡大な ど、より詳細かつ効率的な汚染状況の把握のためのツールとして進化を遂げています。
事故から約1年後の2012年4月にKURAMAワークショップという名称で始まった本研究会は、名称を変えながら昨年までに4回の会議を重ね、 放射線量マッピングシステムの開発や運用を行う大学、研究機関、企業、行政組織の参加者が一堂に会して、 装置の作製技術や検出器の特性解析、運用 のノウハウ等に関するさまざまな事例紹介と意見交換を行って参りました。
その結果、放射線量マッピングシステムについての技術的な課題や望まれる 改良点、今後の展開などについて、 情報と認識の共有が進められてきました。
つきましては、このたび通算で5回目となる研究会として、第3回「原発事故被災地域における放射線量マッピングシステムの技術開発・運用とデータ 解析に関する研究会」を下記の要領で開催したいと存じます。
放射線量マッピングシステムの開発や運用に携わる幅広い分野の研究者や技術者、担当者 の方々の参加をお待ちしております。

主 催: 京都大学原子炉実験所
日 時: 平成27年11月17日(火) 13:30- 18日(水)17:00
場 所: 京都大学 東京オフィス (品川インターシティA棟27階)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/tokyo-office/

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ご講演申込み:
放射線量マッピングシステムの開発や運用に携わっておられる研究者・技術者・担当
者の方で、本研究会でのご講演を募集しています。希望される方 は、 参加
申し込みと一緒に、以下の情報を添えて、anzenkiban@rri.kyoto-u.ac.jp 宛にメール
でお申し込みください。 ・講演題目(仮題で結
構です) ・講演者所属・氏名(連名可)

ざっくばらんに情報交換を行うための研究会ですので、特に内容や形式にこだわることなく、お気軽にお話をいただけますと幸いです。
講演時間は30分程度を見込んでおりますが、ショートプレゼンテーションなどの希望も受け付けますのでその旨お知らせください。
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参加申込み:
以下の項目をお書き添えの上、anzenkiban@rri.kyoto-u.ac.jp 宛にメールでお申し込みください。
(複数の方が同時にお申し込みいただいても結構です)

 所属機関・部署
 氏名(ふりがな)
 連絡先メールアドレス
 参加予定日
 交通費支給希望の有無(※)

※遠方よりおいでの大学・研究機関・公的機関の参加者については、交通費を当方で負担いたします。
予算に限りがございますので講演者優先で先着順 とさせていただきます。

お問い合わせ・お申込み先
京都大学原子炉実験所
原子力安全基盤科学研究推進室 事務局
TEL : 072-451-2432
FAX : 072-451-2639
E-mail:anzenkiban@rri.kyoto-u.ac.jp


世話人: 京都大学原子炉実験所助教 佐藤信浩
sato-n@rri.kyoto-u.ac.jp
京都大学原子炉実験所助教 谷垣 実
tanigaki@rri.kyoto-u.ac.jp