日本放射線影響学会 / THE JAPANESE RADIATION RESEARCH SOCIETY

【再送】2015年5月28日国連科学委員Wolfgang Weiss氏講演会のご案内

  • 2015年04月22日

5月28日午後に京都大学にて国連科学委員のWolfgang Weiss博士による「欧米での低
線量放射線影響の国家プロジェクト動向について(仮題)」と題した講演会を実施い
たします。

欧米では低線量放射線のリスクを研究する国家プロジェクトが盛んになっておりま
す。例えば、欧州では Multidisciplinary European Low Dose Initiative(通称
MELODI)、米国でもエネルギー省や米国科学アカデミーが取り組んでおります。
当日はMELODIの創設に深 く寄与したUNSCEAR(原子放射線の影響に関する国連科学委
員会)元議長のWolfgang Weiss博士を招き、欧米のプロ ジェクトの最新の動向につ
いて話していただきます。その後、日本において同様の国家プロジェクトを立ち上げ
る必要性について議論したいと考えておりま す。

日時、場所は以下のとおりです。

日時:2015年5月28日(木)15:00~16:30
場所:京都大学北部総合教育研究棟小林・益川記念室(通称:益川ホール)
料金:無料
備考:同日の13時から14時半、16時半から18時まで基礎物理学研究所K206号室(益川ホールの隣)にて、
Weiss氏との意見交換会を実施いたします。

添付のファイルもご覧ください。

講演会、意見交換会の申し込みは以下のURLからお願いします。

http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~yipqs.project/entry_details.php?id=292

組織委員:坂東昌子(NPO法人あいんしゅたいん理事長)、和田隆宏(関西大学システム理工学部教授)、
樋口敏広(京都大学白眉センター特定助教)、真鍋勇一郎(大阪大学大学院工学研究科助教)

アドバイザー:丹羽太貫(福島県立医科大学理事長付特命教授)、高橋千太郎(京都大学原子炉実験所教授)、
吉川研一 (同志社大学生命医科学部教授)、鈴木達治郎(長崎大学核兵器廃絶研究センター教授)、
柴田徳思(日本アイソトープ協会専務理事)、藤原守(大阪大学核物理研究センター協同研究員)、
山本潤(日本物理学会京都支部長、京都大学大学院理学研究科教授)、身内賢太朗(日本物理学会大阪支部長、神戸大学大学院理学研究科 准教授)

主催:京都大学基礎物理学研究所、
日本学術振興会研究開発専門委員会・先導的研究
開発委員会「放射線の影響とクライシスコミュニケーション」(予定)、
日本物理学会大阪支部および京都支部

問い合わせ先:大阪大学 大学院工学研究科 真鍋勇一郎
E-mail:manabe_y@see.eng.osaka-u.ac.jp

ふるってご参加下さい。

この講演会は11月5-7日に実施する基礎物理学研究所研究会2015「生物・医学を物理
する」の特別セッショ ンとして実施することを申し添えます。