日本放射線影響学会 / THE JAPANESE RADIATION RESEARCH SOCIETY

【1/16開催】量子科学技術研究開発機構(QST)高崎量子応用研究所 第619回高崎研オープンセミナー(リサーチ)

  • 2017年12月16日

日本放射線影響学会会員の皆様

量子科学技術研究開発機構(QST)高崎量子応用研究所では、
1月16日(火)13:30より第619回高崎研オープンセミナー(リサーチ)を
開催いたします。多くの皆様にご参加いただきたく、ご案内申し上げます。

講演要旨や申し込み方法につきましては、以下をご確認ください。
http://www.taka.qst.go.jp/information/index_j.php#第619
(参加費無料、事前申し込み締め切り 1/12(金))

新年のお忙しい時期かと存じますが、ぜひご参加いただけますよう
何卒よろしくお願い申し上げます。

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日時: 平成30年1月16日(火)13:30~15:00
会場: QST 高崎量子応用研究所 生命科学研究棟1F 大会議室

テーマ: 『放射線と物質(セラミックス及び生体物質)との相互作用
~基礎過程の解明とそれを用いた応用への道~』
 
放射線と物質との相互作用について、精力的に研究を行われている2名の研究
者にご講演いただきます。
(1) セラミックスを対象にした重粒子照射損傷学 JAEA 石川 法人 研究主幹
(2) 放射線と生体物質との相互作用 QST 藤井 健太郎 上席研究員

本テーマ趣旨:
 無機材料、有機材料及び生体物質等の物質に対して放射線照射を行うことに
より、物質内で様々な効果が引き起こされる。例えば、無機材料等では、物質
内原子との衝突や、電子励起等による温度上昇を引き起こす。一方、有機材料
や生体物質では、ラジカルの生成や物質内の電子が系外に放出される電離が生
じることが知られている。物質内の放射線効果は、それぞれ異なっているよう
に見えるが、初期過程において、電子が剥ぎ取られるという点においては、物
質によらず同じような現象も生じている。これら放射線照射効果についての基
礎的な説明から、具体的にセラミック材料や生体物質中で、どのように相互作
用を及ぼすのかについて基礎過程の解明だけでなく、これらを用いて物質がど
のように改質されるのかについてご講演いただく。これらの結果から、新奇物
質開発など工学的な応用に結び付けていきたい。
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ご不明な点等ございましたら、下記担当までお気軽にお問い合わせください。
(メールアドレスの@(全角)を@(半角)に変えて送信ください。)

<参加申し込み、アクセスに関すること>
量研 量子ビーム科学研究部門 高崎量子応用研究所 庶務課
(お申込み)E-mail : taka-soumu@qst.go.jp FAX : 027-347-2561
(お問合せ)TEL : 027-346-9232

<本企画内容に関すること>
第619回高崎研オープンセミナー(リサーチ) 担当幹事 田口(富)
E-mail : taguchi.tomitsugu@qst.go.jp

よろしくお願い申し上げます。