日本放射線影響学会 / THE JAPANESE RADIATION RESEARCH SOCIETY

【11/5-7開催】国際研究会 について

  • 2015年07月29日

放射線影響学会関係の皆様

大阪大学の真鍋です。 (今回は日本語でアナウンスします。後で英語でもアナウンス致します)。

来る11月に京都大学基礎物理学研究所にて以下のような国際研究会を実施します。
研究会名:生物・医学を物理する:放射線と物理、医療を物理する、生命システムのモデリング

日時:2015年11月5日(木)-11月7日(土) 09:00-18:00
場所:京都大学 基礎物理学研究所 湯川記念館 パナソニックホール
(京都府京都市左京区北白川追分町)
収容上限人数:120人
  注:11月の京都は混んでおりますので、ただちに宿の確保をお願いします。

参加および講演申し込み〆切:8月17日(月)17:00
なお、概要はA4用紙1枚程度を目安にお願いします(これを超えてもOKです。)。

参加費:3000円(議事録(DVD録画代等))
旅費補助:有(ただし、財源がかなり限られています。注意点3参照のこと)

日本語申し込みフォームは以下からです。
http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~yipqs.project/form.php?id=289

趣旨:放射線、生物、医学等を物理学的な観点から研究する研究者を集めて、徹底的に議論する場を提供する。
以下の提案では、主に以下のテーマを念頭においている。

 1. 放射線と物理(低線量放射線の生物影響、放射線防護等)
 2. 医療を物理する(医学物理、医学統計等)
 3. 生命システムのモデリング(生物物理、集団遺伝学等)
 4. 生物を定量化しようとする試み

これらのテーマは、1は放射線防護、2はガン治療、診断、3は生命システムの解明といった独自の目的があり、
それぞれ、独自の発展の歴史を持つ。しかしながら実際にはこれらは互いに関連しあっている。一般的に言えば、
全く異なる研究領域で得た知見が他のテーマに刺激やヒントを与え、学問の発展を可能にするこ とが良く見られる。 
特にこの3つのテーマは、それぞれ別個に発展しているが、目的や手法が比較的近く、互いの分野の壁を乗り越える
ことで相乗効果により一層の発展が期待される。基礎物理学研究所で、お互いに交流し、学問的な刺激を与え合う機会が
あれば、融合分野形成・発展のきっかけとなり、生物・医学で 蓄積された知見を、物理的な 手法で解明する目的を中核に据えた
新しい領域横断的な研究の発展につながると考える。
本研究会は、これまで一堂に 会 して議論する機会の少なかった分野(医療、数理・物理学、放射線生物学)の
研究者を一堂に集め、徹底的な議論を行うことが目的である。そこでは、これらの テーマにおける蓄積と特徴を生かしつつ、
分野・対象を超えた理解を深め、相互理解をふかめ、連携した共同研究を構築するきっかけになることを期待してい る。
研究会をきっかけに、今後の放射線生物学・放射線医学物理の発展、手法の発展と理論の新展開に寄与し、新たな融合分野の
形成を促進することを期待して いる。

言語:国際研究集会のため基本的に英語

現在予定しているプログラム等につきましては、長文になるためすべて本文に記載できないため
影響学会トップページお知らせより、添付ファイルにてご確認ください。

何卒よろしくお願いいたします。