日本放射線影響学会 / THE JAPANESE RADIATION RESEARCH SOCIETY

【6/30締切】平成30年度国際的機関主催会合等への若手派遣事業」

  • 2018年03月14日

 放射線防護アンブレラ代表者会議から、平成30年度国際的機関主催会合等への若手派遣事業についてお知らせ
します。
放射線防護アンブレラとは、放射線防護に関連する学術コミュニティと放射線利用の現場をつなぐことを目的と
したアンブレラ型のプラットフォームです。平成29年度から原子力規制委員会の放射線安全規制研究戦略的推進
事業として、放射線防護の喫緊の課題の解決に向けた様々な活動をしております。その活動の一つとして、平成
30年度には国際的機関主催会合等に、若手専門家の派遣を行うことと致しました。
 本応募は、円滑に若手派遣事業を進めるため、平成30年度のアンブレラ事業の受託契約締結前に始めるもので
す。したがって、今後事業の実施内容の詳細については変更があり得ることをあらかじめ御承知おきください。

1.事業の目的
 放射線防護アンブレラ代表者会議では、放射線防護関連の国際的機関が主催する会合に、若手専門家を派遣し、
もって当該分野におけるグローバル人材の育成と確保の一助とする。

2.派遣先
 平成30年度は、以下の2つの会合に、若手専門家を1名ずつ派遣する。
(1) OECD-NEA主催 国際放射線防護スクール、2018年8月20-24日、ストックホルム
  https://www.oecd-nea.org/rp/irps/
(2) IAEA主催 International Symposium on Communicating Nuclear and Radiological Emergencies to the P
ublic、2018年10月1-5日、ウィーン
  https://www.iaea.org/events/communicating-nuclear-and-radiological-emergencies-symposium-2018

3.支給費用
 会合参加に必要な旅費(航空賃、宿泊費、日当)を支給する。
支給額は、放射線防護アンブレラ代表者会議の事務局である量子科学技術研究開発機構の海外出張規程に従う。
なお、放射線防護アンブレラ代表者会議は、海外派遣中の事故、疾病についての責任は負わない。

4.応募資格
(1) 放射線防護アカデミアに参加する学会の正会員
(2) 所属機関が、当該分野のグローバル人材育成の対象とすることに承諾している者
(3) 健康状態が良好で、応募時点で45歳未満の者

5.申請方法
 申請者は、「平成30年度国際会合若手派遣事業 申請書」に必要事項を記入し、所属機関の承諾を得て、平成
30年6月30日までに放射線防護代表者会議までメールで申請する。申請書は、所属長の公印が押印されたものをP
DF化して添付すること。

6.選考方法
 放射線防護アンブレラ代表者会議で選考し、その結果を申請者に通知する。

7.選考基準
(1) 会合主催者が想定する参加者に合致した専門性と資質を有していること。
(2) 本応募資格に合致していること。

8.派遣後の活動
 派遣者は、平成30年度の放射線防護に関わる国際動向報告会に出席し、出張報告を行う。また、放射線防護専
門家の若手代表として、放射線防護アンブレラ事業に協力する。

問い合わせ先:
放射線防護アンブレラ代表者会議 事務局
(量研・放射線医学総合研究所・放射線防護情報統合センター内)
TEL: 043-206-3106
E-mail:kanda.reiko@qst.go.jp

申請書提出先:
放射線防護アンブレラ代表者会議
E-mail:ml-bogoacademia@qst.go.jp

 なお、「申請書」は、上記事務局に問い合わせるか、以下の放射線リスク・防護検討委員会委員長に連絡いた
だければお送りします。

放射線リスク・防護検討委員会委員長
児玉靖司
E-mail: kodama@riast.osakafu-u.ac.jp