日本放射線影響学会 / THE JAPANESE RADIATION RESEARCH SOCIETY

公益財団法人放射線影響協会:平成29年度放射線影響研究功績賞 及び 同奨励賞の授与について

  • 2018年04月19日

平成30年4月
(公財)放射線影響協会

公益財団法人放射線影響協会:平成29年度放射線影響研究功績賞
 及び 同奨励賞の授与について(お知らせ)

放射線影響協会は、我が国の科学技術の進展及び国民保健の増進に寄与することを目的として、放射線の生物及
び環境への影響、放射線の医学的利用の基礎並びに放射線障害の防止など、放射線科学研究の分野において顕著
な業績をあげた者に対して、放射線影響研究功績賞を授与しております。本賞は公募により推薦を求め、学識経
験者等からなる選考委員会、理事会の審議を経て決定されますが、平成29年度は、下表の通り、山下俊一氏への
授与を決定しました。本賞は平成12年度に創設され、平成28年度までに16名の方々を顕彰してきています。

また、上記と同じ目的及び分野で、活発な研究活動を行い将来性のある若手研究者に対して、放射線影響研究奨
励賞を授与しております。本賞も上記の功績賞と同じ手続により決定されますが、平成29年度は、下表の通り、
斎藤裕一朗氏と浜田信行氏への授与を決定しました。本賞は平成18年度に創設され、平成28年度までに21名の方
々を顕彰してきています。
表彰式は平成30年5月末に実施する予定です。

放射線影響研究功績賞 受賞者  研究業績
山下 俊一 氏 (長崎大学 原爆後障害医療研究所 教授)
放射線と甲状腺がんの基礎、臨床ならびに社会医学研究


放射線影響研究奨励賞 受賞者 研究題目
斎藤 裕一朗 氏 (京都大学 放射線生物研究センター 博士研究員)
相同組換えの線量依存的抑制機構による放射線感受性に関する研究

浜田 信行 氏 ((一財)電力中央研究所 原子力技術研究所 放射線安全研究センター 主任研究員)
眼の水晶体に関する生物学・疫学・防護研究