日本放射線影響学会 / THE JAPANESE RADIATION RESEARCH SOCIETY

【4/21開催】放射線安全フォーラム主催 第60回放射線防護研究会 『X線源を考える』

  • 2019年03月28日

           放射線安全フォーラム主催
           第60回放射線防護研究会
             「X線源を考える」
開催趣旨
 放電管から発生するX線は、人類が手にした最初の人工放射線であり、X線がその後の文明の発展に大きく貢献
してきたことは、よく知られています。しかし、これまでわが国で、生徒がX線について学ぶ機会は、かなり限
られていたように思われます。そのため、新学習指導要領の中学生理科に、真空放電に関連して放電管から発生
するX線について触れるよう記載されたことは、大きな前進だと言えるでしょう。
 真空放電の実演が、いわば「黎明期の」X線を伴うことは、以前から指摘がありましたが、エネルギーが低く
実演時間も短いことから、それをとりたてて議論することは少なかったように思われます。しかし、X線そのも
のが授業の対象となることから、今回の放射線防護研究会では、真空放電の実演をする上での放射線安全に関す
る取り組みについて、大阪府立大学の秋吉優史先生からご紹介戴くことに致しました。
 また、今回は、産業技術総合研究所の鈴木良一先生から、「最先端の」X線装置とその応用についてお話をお
伺いし、発見から一世紀余りの時の流れを感じる機会になればと思います。

                記
1.日時、場所
日  時 : 2019年4月21日(日)13:30~16:30
場  所 : 東京大学 浅野キャンパス 武田先端知ビル5階 武田ホール
東京都文京区弥生2丁目11番16号
https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_16_j.html
<https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_16_j.html>
今回は、いつもの開催会場と異なりますのでご注意ください。

2.プログラム
司   会 : 飯本 武志 NPO放射線安全フォーラム 理事
講   演 : 
(1)秋吉 優史 「新学習指導要領におけるクルックス管を用いた放射線教育と安全管理」 
公立大学法人 大阪府立大学 研究推進機構 放射線研究センター
工学研究科 量子放射線系専攻所
(2)鈴木 良一 「超小型X線源を用いた先進X線非破壊検査技術」 
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 計量標準総合センター
分析計測標準研究部門
   総合討論

※ 本研究会会場内での、写真撮影並びに録音等については一切禁止いたします。
  なお,行った場合は、退場して頂きます

3.参 加 費:(放射線安全フォーラム会員は無料)
一般:3,000円、 学生: 500円(受付時に学生証をご提示ください)

4.参加申込み:ホームページよりお申込み下さい。 https://www.rsf.or.jp<https://www.rsf.or.jp>
事前登録制です。
参加される方は必ず受付フォームより参加申込みをお願いいたします。
上記サイトより申し込みされていない方、参加申し込みのない方は、当日会場に入室できない
可能性もございます。なお、定員に達した後、または、受付期間終了後の参加お問い合わせは、
事務局までお願いします。

5.申込期日:2019年4月12日(金)17:00

6. 問 合 せ: mail@rsf.or.jp
※今回は、懇親会の予定はございません。研究会のみとなります。

以上